The Devil Wears Prada

前のエントリに書いたWaitressとはとっても対照的な映画。どちらも仕事にがんばる女性が主人公のコメディ映画だけれど、Waitressが田舎の日常を舞台にした、地に足の着いたコメディであるのに対して、これは大都会のそのまたファッション業界という派手な業界を舞台にしたマンガ的にコミカルなドラマ。

ヒロインのアンディはゴージャスだけれど典型的な薄っぺらいヒロインの域を出ないし、プロットもありきたりで、退屈な台詞も多い。(特にアンディのボーイフレンドと親友たち。Waitressよりも聞き取りがつらくて、聞き取れなかった部分やよくわからない部分もあるからそのせいかもしれないけど。字幕が欲しかった。)

それでもこの映画が楽しいのは、すべてはメリル・ストリープのキャラクター、アンディのボス、ミランダのせいです。あの”That’s all”を聞くために、また見たくなりそう。

やり過ぎなくらいに大げさな最初の登場シーンも楽しいし、アンドレアに着ているセーターの色の由来を説明してみせるときのミランダの怖いこと。そしてパリでの最後、車の中でのアンディとの会話のシーンから、”Oh, don’t be ridicurous, Andrea. Everybody wants this. Everybody wants to be us.”と言って、待ち構えるカメラマンたちを前に車を降りていくミランダが、もう、かっこよくてしびれます。またそんなシーンがあるからホテルでのノーメークのシーンが生きてくるんですよね。

このキャラクターも極端なところが楽しいので、舞台としてはこのマンガ的な薄っぺらい世界で正解なんでしょう。親友というのとはちょっと違うとしても、意地悪だけど一途な先輩アシスタント、エミリーと、アンディのやりとりも結構好き。あとアン・ハサウェイのSidekickとメリル・ストリープのRAZRという携帯の選択が2006年ならそうだよね、という感じでした。

ミランダのモデルとされる米Vogueの編集長Anna WintourのドキュメンタリーThe September issueというのもあるみたいなので、これもちょっと見てみたい。

 

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