Engineering a Cool Planet, Psychedelics Conference

KQEDの先週のForumでは、ジオ・エンジニアリングに、精神科の治療への幻覚剤の使用という、2つの過激なアイデアが取り上げられていました。

Engineering a Cool Planet
Psychedelics Conference

どちらの番組でも、賛成する科学者と否定的な科学者が出演していたけれど、双方がある程度共通の認識を持ち、相手の主張も理解した上で議論が展開していくのが、科学者同士の議論らしいなあと、聞いたあとで思いました。理系人間にとってはこのような議論は聞いていて落ち着きます。

どちらも使い方を間違えれば大惨事になることがわかっている技術なので、そのリスクをいかにコントロールするかが研究を推進する科学者にとってのチャレンジだけれども、コントロールできることが証明できれば、そこから新しい可能性が開けるわけで、個人的には新しい可能性への挑戦を応援したいです。人の役に立つ可能性があると思ったら、それを追求するのは科学者にとって倫理的に正しいことだと思うし。否定派にとっては、リスクのコントロールが本当に可能かどうかが問いなわけだけれど。

でも、社会問題になって一度危険な薬物の烙印がついたものを、安全に使う方法を確立し、国の当局、周りの同僚や被験者にそれを説明し、許可を得ながら研究を進めていくのは大変だろうと思います。今回のジオ・エンジニアリングの話題の中心となった硫黄酸化物を大気中にばらまき太陽光を反射する案については、その実施は、研究に肯定的な科学者にとっても考えたくない最悪の事態なので、状況はすこし違うけれど、こちらでは人はどこまですることが許されるのか、という倫理的問題が出てくるのかな。

あとは、幻覚剤による治療体験者が複数番組に電話をかけてきて、自身の体験を話していたのが、さすがカルフォルニアだなあと思いました。

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