‘The Cove’ interview at Fresh Air

ドキュメンタリー映画“The Cove”の公開がアメリカで始まったようで、各紙にレビューが出てますね。

The Cove Movie Reviews – Rotten Tomatoes

NPRのFresh Airでも公開に合わせて、監督のLouie Psihoyos氏と主役のRic O’Barry氏のインタビューをしてました。(Salon.comのサンダンス映画祭時のインタビューも充実してます。)

その中で印象に残ったのは、太地町の漁師に対してよりも、太地町からイルカを買い付けているイルカのトレーナーたちに対して怒りを感じる、というコメント。
漁師にとってはイルカも他の魚と同じなので、イルカに対する認識が自分たちと異なる、ということは十分認識していて、それに対してイルカのトレーナーたちは、イルカが自意識を持つことを自分と同じように知っているはずだから、それにも関わらずイルカを閉じ込めておいて平気なのは許せないと。

また、イルカを捕獲すること自体よりも、その方法がイルカに対して苦痛を与えるものであることを問題にしていたり(牛を食用に殺すときには、もっと苦痛の無いように殺しているはず)、イルカを食用にすることについても、体内に高い濃度の水銀が蓄積されていて、食用に適さないにもかかわらず売られていることを問題にしていたり。たとえイルカに対する思い入れからではあっても、それだけでは賛同者は限られてしまうことにも自覚的で、だから、それだけを理由にイルカの捕獲に反対しているわけではないのもよくわかった。

New York Timesの記事によると、日本政府の回答は、食習慣は古くからのもので、外国人は文化的な違いを尊重すべきだ、といったことみたいだけれど、すみません、政府が古くからの食習慣の保護に熱心とは知りませんでした。
鯨肉と偽装して売らなければならないものに、食習慣からの需要がどれだけあるのか知らないし、南氷洋での捕鯨がいったいどれだけの歴史があるのかも知らないけれど。

ほかに魚資源をイルカが食べてしまうので、イルカを間引くという理由付けもあるみたいだけれど、魚資源が減ったのはもちろん人間が魚を捕りすぎたからだし、これらの言い訳を聞くと、これらは建前で、既得権者の利益を守るのが真の目的なんだろうと勘ぐってしまいます。

魚資源についてはほかに、Bluefin Tuna(クロマグロ)が日本人が高値で買い漁るために乱獲が進んで問題になっているけれど、日本人は資源保護のために買い漁るのをやめることができるだろうか。

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