Animal Reserch

29日のNPR: Talk of Nation, Science Fridayの話題の一つは、動物実験を巡る倫理についてだった。

自分は動物愛護を掲げる人が苦手だ。恣意的にある特定の動物に自分の愛情を投影しては、それを理由に他人を攻撃しているのでは、と思ってしまう。もちろんメディアに取り上げられるのがセンセーショナルな例ばかりなので、そんなイメージになってしまうのだろうけれども。

苦手な理由は、その論理がよく理解できないことが多いからだ。動物実験についてなら動物を実験に使う際にはその倫理性は問われるべきだし、その状況を改善するのに動物愛護団体はある程度の役割を果たしたのだと思う。でも人間がその生死をコントロールされているという意味では、食用に飼育された動物も、実験の被験体になっている動物も同じだし、個体数で比べるなら、動物実験に使われている動物の数なんて、食用に飼育されている動物に比べれば無視できるくらい小さいだろう。狭いケージに閉じ込められた鶏たちが、実験動物たちに比べてそれほど良い待遇を受けているとも思えない。その状況で、なぜ食用動物の飼育環境の倫理性の方が大きな問題になっていないのか。動物愛護団体から現在の工業化された食品産業の状態についても疑問の声が上がるようなら、それは理解できるし、同意し、応援するのだけれど。

自分はベジタリアンではないし、肉食に疑問も感じない。ただ、自分の命はいつも周りのほかの生き物に支えられていて、それは決して変わることはないことは、忘れてはいけないと思う。人間と動物の関係は、決して保護するだけではない。

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