Computerhistory.org

2009/06/15

Computer History MuseumYouTube Channelで、そこで開かれる様々なセミナーの様子が見られるので、たまに時間があるとのぞいている。
この週末のぞいてみると、ICの発明から50周年ということで、Fairchild Semiconductorに焦点を当てたセミナーが追加されていた。

その中のパネリストの一人がムーアの法則で有名なGordon Mooreだったのだけれど、とってもチャーミングなおじいさんだった。あんまりチャーミングだったので、おなじYouTube Channelにあったムーアの法則40周年のときのセミナーの様子も見てしまった。
かの有名なムーアの法則は、元々は、ディスクリートの回路に比べて高価で性能も低かったICに世の中がまだ懐疑的だったときに、世の中に向けて、ICの持つ可能性、将来性を端的に説明するための式だったのね。知らなかった。

先週のFLOSS WeeklyのゲストはTim O’Reillyだった。
ハードウェアが日用品化することで、その上で走るソフトウェアが重要になり、ソフトウェアが一般化し、日用品になったら、そのソフトウェアによって扱われるデータベースが重要になる。IT業界の主役がIBMからMicrosoft、MicrosoftからGoogleへと移ってきたのは、その流れに沿ったものだ、というのは、なるほど、と思った。
オープンソースやその他さまざまな話題について、短いながらも鮮やかに切り口を示していくのを聞くのは、聞いていて気持ちよかった。

Engadgetのエントリで知ったのだけれど、お台場の実物大ガンダムが完成してたんですね。ただGizmodo Japanの記事もいうように、写真を見る限り、実物大のガンダムというよりは、60倍に拡大した1/60ガンプラにしか見えないのがちょっと残念。

あの大きさの半分くらいまでなら、あの面構成のままでもそんなに違和感はないと思うのだけれど、実物大まで拡大すると、面取りの仕方とか、パネル構成とか、違和感がありすぎて、実物大の何かにはちょっと見えない。中に構造があるようには見えないし、その面構成がそのサイズのものとはとても思えない。
逆にいえば、ガンプラの状態ならそれなりにもっともらしく見えているディテールが、実はいかにオーバースケール気味にデフォルメされて入っているかが、これを見てよくわかった。

もしもハリウッドで実写リメイクしたら、実写となじませるためにどんな風にデザインを変更するだろうか。とりあえずスケール感を合わせるために、各部の厚さや断面形状は調整が必要だと思うのだけれど。

どうせガンダムを実物大にするのなら、ターンAなら、ディテールを他から引用せず、未来的な線でデザインが統一されているので、そのまま実物大にしても、少なくともおもちゃには見えなかったんじゃないかと思うんだけどなあ。個人的には、実物大のスモーなんて、オブジェとしてもきれいだろうし、とっても見てみたいのだけれど。

From Polygamist Royalty To FLDS Lost Boy: Fresh air

木曜日のFresh Airは、FLDS Churchで育った体験を綴った回想録を出版した元信者さんのインタビューだった。FLDS Churchはモルモン教から分派したモルモン原理主義教団で、一夫多妻制で知られているらしい。
インタビューにもあったけれど、そういった環境の中で育てられると、その教義から逃れ、外に出ることは難しいんだろうなと思う。
その意味では自分は両親には宗教とは無縁の環境で育ててもらったので(お盆だお彼岸だというのはあったけれど、宗教的な意味合いは完全に抜けていたし)、今までそんなこと考えたこともなかったけれど、それは実は幸運なことだったのかもしれない。

こういったテーマに興味のある人間としては、Richard DawkinsのThe God Delusionは、出版されたときにもちろん買ったのだけれど、読む時間が取れずに本棚に眠っていた。
上のインタビューを聞いてからさっそく開いてみて、その前書きの1ページ目、Dawkinsが関わったドキュメンタリー”Root of All Evil?”の広告は、ニューヨーク、マンハッタンの風景の写真の上に、’Imagine a world without religion.’のコピーだったらしい。そのこころは、写真の中にはワールドトレードセンターが変わらずそびえ立っている、と。上手い。

The Conscience Clause: Forum

金曜日のForumの一つは、Conscience clause(医療関係者が宗教や信条上の理由で特定の治療を行わないことを認める条項)について。この条項は主に宗教上の理由で中絶に反対する医者が中絶を行わないことを認めるために出来た条項らしい。

ブッシュ政権下で条項の内容が拡張され、それをオバマ政権が元のより制限されたものに戻そうとしているとのことで、それに賛成、反対する各一人のゲストによる議論が展開された。

議論を聞いての個人的な感想は、条項をより制限されたものに戻すのに賛成の人が最後にきれいにまとめていたけれど、医療関係者が個人の信条に従って行動できればもちろん望ましいけれども、社会の中での医師の特殊な立場、医師と患者の関係等、実際の状況を考えれば、そう単純にはいかないんだろうと思う。
倫理的な問題を引き起こす領域に医療技術が踏み込んで久しい時代において、医師が倫理的な判断をする自由はもちろん与えられるべきだと思うし、その根拠は結局は個人的な信条によらざるを得ないと思うけれど、公立学校などと同じく宗教と関係なくあらゆる患者を受け入れるべき病院において、医師個人の宗教的な信条を押し付けられたら、患者はたまったものではないだろう。

自分が宗教に興味がなくて、宗教に従って行動するというのが全く想像がつかないので、余計にこういった宗教と社会の関係や、その間で起こる摩擦の話を興味深く思うのだけれど、動物愛護団体などと同じく、ある原理、原則を持ち出して、それをどこまでも押し通そうというのは、どうしてもあまり好きになれない。
何か原則をもとに絶対に正しいとか間違っているとかいえるほど世界は単純ではないと思うし、だからこそ面白いと思うんだけどなあ。

The Creative Screenwriting Podcast

何週間か前のMacBreak WeeklyでAndy Ihnatkoさんが勧めていたのを聞いて聞き始めたのだけれど、面白いです。

公開された映画の脚本担当者を相手の公開インタビューを収録したもので(すべてがそうではないみたいだけれど)、また、その映画のことだけでなく、その人のキャリアのスタートの話から始まることも多いです。

Michael Mooreの”Sicko”公開時のインタビューなんか、長過ぎて2回に分けられているけれど、”Roger & Me”を作り始めたきっかけの話や、”Bowling for Columbine”のアカデミー賞授賞式での”Shame on you, Bush.”の話など、当然Michael Mooreなので、始終笑いながら聞きました。

TuneLyrics

2009/04/24

歌の歌詞も聞き取りの練習に便利な材料の一つだとおもう。

そんなときにTuneLyricsはiTunesで曲を再生中に歌詞データを拾ってきて表示、歌詞データを保存してくれる。スクリプトで曲をとばしていけば、短時間で多数の歌詞データの入力も出来る。(他にも同様のソフトはいろいろあると思う)

歌詞データなしでは、自分にとっては歌詞を聞き取るのが難しいけれど、歌詞を見ながらであればなんとか聞き取れる。ただ、いちいち歌詞カードを取り出してくるのは面倒なので、そんなときにこのようなソフトを使うのは便利だ。
あとiPhoneで聞くときには、歌詞データを入力しておけばアルバムジャケットの上に歌詞をオーバーレイしてくれるので、そういうかたちでチェックもしやすい。

eneloop

2009/04/24

普通に会社への行き帰りをしている分には、iPhoneのバッテリーは一日持つのだけれど、出張の行き帰りの電車の中でいじってたりすると電池の残量が怪しくなってくるので、そんなときにはeneloopのKBC-L2を携帯しておくようにしている。

このまえ、eneloopで電池の補充中にiPhoneをポケットの中に入れていたら、充電が完了していないのにもかかわらず、充電済みのサインが出て充電が止まっていることがあった。
そのときiPhoneは結構温かくなっていて、それがいけなかったらしい。

ポケットから出して電車の窓際に置き、充電を再開したら、正常に満タンまで充電された。普通にUSB出力で充電しているときに、iPhoneが暖かくなっていたことはないように思うので、eneloopからの出力電圧か電流がUSB出力と少し違うんだろうか。
なんにしてもeneloopで充電の際には、iPhoneを涼しい環境に置いておくように、少し注意が必要なようだ。

Instapaper

2009/04/20

InstapaperはiPhoneにインストールしたAppのなかで、よく使うものの一つ。

instapaper.comはWebサービスの一つで、あとで読みたい記事を見つけたら、ブックマークのJavaスクリプトでその記事を自分のアカウントに保存することができる。iPhoneのInstapaper Appは、そのアカウントと同期させて、保存された記事をiPhone上で読むためのアプリケーション。

Instapaperを使って読むことの良い点は、起動が速くてすぐに読み始められることと、フォントの種類や大きさを変えることができること。
Safariで読んでも良いのだけれど、ページの再読み込みを待たなくてはいけなかったり、文章部分のみを拡大したとしても文字が小さかったりするので、文章を読むことに特化しているだけあって、読むだけならInstapaperでの体験に軍配が上がる。
もしiPhoneを使ってウェブサイトの記事なんかを読むことがよくあるのであれば、おすすめ。

iPhone

2009/04/20

日本に戻って、すぐにiPhoneを買って、使い始めてからもうすぐ半年になる。

前に日本を離れるまでには高機能携帯を持ったこともなく、結局日本のケータイ文化にこれまで触れることがなかったこともあって、独自の仕様も特に気にならず、今のところ不満もなく使っている。
逆に、次々とあらわれる新しいアプリケーションや、本体のソフトウェアのアップデート、対応するウェブサイトなど、成長中のプラットフォームならではの状況の変化が楽しくて、そのどんどん膨らむ用途も含めて、ガジェット好きの自分にとっては、これ一つあれば、しばらく遊ぶネタには困ることはなさそうだ。

これから日本でiPhoneがどれだけの市民権を得られるかは、現在のスタイルのケータイがこれだけ普及したあとでは、その使い慣れたものから変える際の抵抗を考えると、なかなか難しいかもしれないとは思う。
でもiPod Touchが同じプラットフォームを使っているので、そこでこのプラットフォームに親しんだら、ケータイもiPhoneを使ってみるか、という流れはあってもおかしくないかも。そういう意味では、iPod Touchは電話機能のないiPhoneであるというだけでなく、携帯機器のプラットフォームのシェア争いの先兵として、重要な役割を担っているのか。そういえば日本での携帯音楽プレイヤーの各社のシェアはどうなっているんだろう。

追記(4/23)
iPhoneの有利な点として、世界を市場とするために、生産台数が日本市場の大多数の携帯に比べて大きく、ハードのスペックも控えめなのでコスト面で有利、というのもあると思うんだけれど、それが見えてこないのはやはり同じ土俵に乗っていないからなのか。
コストのことをいうならNokiaも有利だったはずなのに、日本市場から撤退してしまっているので、その轍を踏まないためには何が必要なんだろう。